浴室リフォームについて⑵
2018-11-23

浴室リフォームについて⑵

 

 

 

前回はリフォームに必要な期間、浴室選びのポイントについてでした。

今回は浴室の危険性を挙げながらリフォームするポイントについて考えて頂ければと思います。

 

お風呂での事故

家の中の事故は、浴室やトイレなど水回りで多く起きています。

そしてその中でも特に目立つのが浴室です。

浴室は 「裸になって水を使う場所」 ですから、

他の部屋とは違い意外なところに危険が潜んでいることが多いです。

▶︎▶︎▶︎タイルの床は滑りやすい!

まずは床です。在来の浴室でタイル張りの床は特に滑りやすく、

浴室と脱衣場のまたぎ部分にも段差が出来やすいので、跨ぐ際に滑ることが多いです。

ユニットバスの床は滑りにくくなっております。

ユニットバスへリフォームすることで脱衣場との段差もなくすことができますのでおすすめです。

また洗面所の床も濡れても滑りにくい素材を選んでおきましょう。

▶︎▶︎▶︎万が一滑ってもできるだけ安全に

樹脂製のユニットバスは表面が柔らかいので、転んだ時に衝撃が比較的少なくて済みます。

また割れやすいガラス製品は使わないようにしましょう。

▶︎▶︎▶︎体勢を変える場所には手すりを

足元がふらついた時に、思わずタオル掛けに掴まって外れてしまったり、

これもまた在来の浴室でタイルの壁に手をついても滑ってしまって踏ん張れないということも!

体勢を変える場所には手すりを付けておきましょう。

▶︎▶︎▶︎ヒートショックに注意

浴室での事故で多いのがヒートショックによるものです。

ヒートショックとは、急激な温度変化により脈拍や血圧が突発的に上昇することで、

高血圧の人やお年寄りは命に関わることもあるとても危険な症状です。

真冬に裸になって浴室に入った時、寒くて思わずブルっと震えてしまうような浴室は要注意です。

これはヒートショックを起こしやすい状況と言えますから、暖かい浴室作りが必要です。

今のユニットバスには床や壁・天井に断熱材が入ったものがありますので、

そういったモノを選んでリフォームすることをおすすめ致します。

また、手軽に行える対策としては浴室暖房器等を付けるなどの対策も可能です。

と言うような観点から在来の浴室からユニットバスへリフォームすることで

浴室での事故を軽減できるというメリットは大いにあります。

 

少しでも今の浴室に危険性を感じる点があるなら是非検討してみてください。