新築庭づくり デザイン性と機能性どちらを採用するのか?
新築庭づくりでは、ガーデンテラスをつくって優雅にお茶やお花を楽しみたい。というようにエクステリア・ガーデンを夢見る方も多いと思います。新築というだけに、見た目重視でエクステリアデザインを希望することは良くある話です。
しかし、新築時には想像できませんが、庭は育ちます。
夏の時期には雑草も生い茂るでしょうし、秋になれば植栽の落ち葉取りが大変にもなります。
新築を計画する際は、「家庭菜園がしたい」「ウッドデッキをつくりたい」「子どもたちとキャッチボールがしたい」などとイメージし、そのイメージを庭づくりにそのまま反映するのでしょうが、経年変化までしっかりイメージしましょう。
やりたいことが多くある方もいらっしゃるかと思いますが、育つ庭のメンテナンスまでしっかり計画に入れながらエクステリア・ガーデンをデザインしましょう。
雑草から解放されたいのなら、人工芝を敷いてみたり、砂利やタイル、コンクリート打設と植物との上手な組み合わせ方もおすすめです。
この場合の機能性は、天然物ではなく人工物を取り入れることになります。すべてを人工的にレイアウトするとつくられた感が否めません。リアルな生活とかけ離れた空間に仕上がりやすくなるので、植物などの自然な物をしっかり組み入れるようにしましょう。
もちろん、最近の人工物も天然に近い見た目やテクスチャ素材です。