耐震性の中である耐震等級の3段階とはどのようなものか理解しましょう
耐震性は、地震が起こった時の揺れにどのくらい耐えられるかということを表した度合いです。
耐震性が高い建物ほど強い揺れが起こった時でも倒れたり、
壊れたりすることなくしっかりしています。
耐震性には、耐震等級という数値で表せるものがあり、耐震等級は1から3まであります。
この中でも、耐震等級1という数値は
検知器基準法で定められている耐震性と同じくらいの耐震性を持ち合わせている建物になります。
日本は地震大国と呼ばれるくらい地震が多い国です。
おおよそで50年に1度は非常に大きな地震が発生することがあるため地震被害の多い日本で家を建てたり、
購入する際には必要不可欠となる建物の評価基準です。
2000年に、消費者にも分かりやすい耐震性の指標とされる耐震等級が施工されました。
これは、3段階に分かれている耐震等級ですが、
等級1は建築基準法のレベルである耐震性能を満たす内容です。
これより下のものは危険になるというギリギリの耐震性能となります。
等級1の建物は、地震災害後に住み続けることは難しく、建替えや引っ越しが必要となります。
等級2は等級1の1.25倍、等級3は等級1の1.5倍の強さがある建物とされています。
一般的に等級が上がるにつれて、建物の柱や梁が頑丈になり、
窓など開口部が小さくなるという制約があります。