剥離補修がしたい!どんな方法があるのかについて解説
剥離補修の工事は専門業者に任せることになりますが、
実際にどんな方法が用いられるのか、気になるところです。
今回は、外壁塗装の剥離補修についてご紹介します。
なぜ剥離するのかというと、外壁仕上げ材(タイルやモルタル)は、
経年により密着力が低下してしまい、浮きが生じることがあります。
この浮きをそのまま放置すると、落下してしまい、外壁材が欠けた部分から腐食したり、
構造体の劣化をさらに早めてしまいかねません。
剥落による事故が引き起こされないように、防止する意味も含めて剥離補修という方法が必要になります。
外壁塗装の剥離補修の種類としては、
・アンカーピンニング工法
・ピンネット工法
・張替え工法
に大きく分けられます。
アンカーピンニング工法や張替え工法は発生した浮きを補修する目的で行うのに対して、
ピンネット工法は外壁全面を補修する工法です。
住まいを守るためには、浮き以外の劣化や潜在的劣化について手を加えることのできるピンネット工法で
予防することが望ましいかもしれません。
もちろん、その場合には剥離している箇所以上の範囲を補修するので、
工事費も高くなることに注意が必要になります。