新築外装では、屋根のカタチや外壁材やその外壁の色、玄関ドアの機能性に目が向くでしょう。

これには理由もあって、屋根や外壁、玄関ドアはその家の顔になるからです。

そのため、新築完成時に庭だけが手つかずのままになっていることもあります。

とりあえず、駐車スペースにコンクリート打設工事をしてカーポートを設置、庭も同じように基礎工事だけは済ませておく方は意外に多くいます。

ここでポイントにすべきは、全体を見ることです。新築づくりにはお金もかかるので、庭を含めて外構にお金をかけられないケースもあります。

本当にただ必要なものを並べただけになることも。

あっさりした外構といえば聞こえ良く見えますが、フェンスや手すりなどエクステリア用品も価格重視のセレクトになってしまったり、庭もただのコンクリート、格安感が満載でこだわりゼロ。なによりセンスがない…。

それなのに新築の家本体は、外壁のタイルをグレードアップしてそれなりに外観にこだわっているなら、そのこだわりを台無しにしてしまう可能性もあります。

全体を眺めてみて、家全体の外観は外構（庭）とセットになって初めて完成するという意識を持って取り組むことを念頭におくと、おしゃれな新築にマッチしたガーデン空間、エクステリアデザインへ仕上がります。