新築からの増改築リフォーム その特徴を分かりやすく紹介
新築からの増改築リフォームを計画する場合、メリットは建て替えよりもコスト面でお得になることです。
また、既存住宅なので、居住したままの工事も可能です。
ちなみに。床面積の増加が10㎡以内の増改築工事をするなら確認申請が不要になります。
新築から増築、改築するデメリットがあるとすれば、増築部分と既存部分で、耐久性や一体感が異なることです。
加えて、建物の状態によって、建築基準法に触れたりすることも。
床面積の増加が10㎡以上の増改築となると、建築確認申請が必要になります。
増築と改築の違いは床面積を増やすか増やさないか。間取り変更だけなら改築で十分です。
また、建物の築年数が古い場合は、耐震基準を満たしていない「不適格」となる可能性があります。
現存部分の改築となると、基準を満たしていない状態のままだと建物全体の耐震性能がアンバランスに。
不統一だと、半壊や倒壊の危険性が高まるので、耐震性を統一してからリフォームを着工しましょう。
新築一戸建てを購入したとしても、二世帯住宅、三世帯住宅設計には増改築が必要になるでしょう。
入居人数によって、構造物を変更せざるを得なくなります。
しかし、建て替えるよりも、別途、家を購入するよりもコスパの良さは明らかです。