畳をフローリングに張り替えるリフォーム②
2020-12-11

畳をフローリングに張り替えるリフォーム②

畳の上からフローリングを張る
前回、畳を剥がしてフローリングにするリフォームについてご紹介しましたが、
今回は、今ある畳に直接床材を張る方法についてです。
(
便宜上張り変えるという言い方をしていますが、実際の作業的には床材を畳の上に「置く」という表現が適切ですね。)
作業が簡単なため、殆どの場合DIYで行われます。

メリットとデメリット
畳を剥がさずにフローリング材を張るメリットは
なんと言っても手軽に安く、洋室にリフォーム出来ることです。
クッションフロアなどであればハサミやカッターで切断出来るため、
日頃DIYをしない人や体力の無い方でも簡単に施工することが出来ます。
また、メンテンスも簡単にできます。
基本的に水を弾くので汚れにくいですし、
もし大きな傷や汚れがついてしまってもその部分だけ張り替える事もできるので
常に綺麗な状態を保つことが出来ます。

ここまで聞くとメリットばかりに思えますがもちろんデメリットもあります。

まず挙げられるのは畳が傷んでしまうことです。
畳の上に直接床材を敷くため、湿気がこもるのでカビが生えてしまいます。
そしてその状態に気が付きにくいため、どんどんとカビが広がってしまいます。
また、いくら木材に似せているとはいえ本物の無垢フローリングと比べてしまうとどうしても安っぽい印象を受けます。